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「社会に順応して生きなければ!」と頑張るスイッチを押したのは
下の3回でした。
1回目は大学進学
2回目は就職活動
3回目は初めての転職
でした。
段階的にその危機感は度合いを増し
気が付くと、
社会(外側)の軸でどれだけ自分が認められる人間になるかばかりが
基準になっていきました。
プライベートの時間に仕事に纏わる領域の知識や最新業界情報を新聞や
関連アプリや本、雑誌などをチェックし、
毎日のスケジュールもタスクもびっしり入れ、もしもの際のリスクヘッジを考え
頭はグルグル、営業という仕事柄もあり、常に数字に追われ、
状況が目まぐるしく変わる中で柔軟に対応していく
常に緊張状態で、たくさん武装したり、強く見せたりと
肉体も精神もいっぱいいっぱいでした。
劣等感(=普通になりたい)を原動力に
20代後半までである程度社会一般に認められるような
スキルや知識は獲得しました。
が、一方で、終わらない旅をさらに強めていきました。
劣等感は収束してきたものの、
社会に入ると、どこにでも天才や秀才はいます。
上には上がいる。
今の私はまだまだだ。足元にも及ばない。
もっといろんなことができるようになりたい!
という思いが強くなり、隙間がない自分にさらに詰め込み
頑張っていました。
それが良いことであり、できる人だと思い込んでいました(笑)
当たり前ですが、その原動力が
「自己否定」や「枯渇感」だったので、
気持ちはどんどん苦しくなる一方でした。
30代に入ると、出産や夫の海外転勤帯同で2年間ほど
ブランクがあったりしましたが、その間も社会から置いてけぼりになった感覚で
全く気持ちが休まるときがありませんでした。
海外から戻るとすぐに復職し、
2015年3人目の子どもを出産し復職。
復職後も同じように終わらない苦しい旅をしている最中
シフトのきっかけが来ました。
2016年の春、実家の熊本で起きた熊本地震でした。
4につづく
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