最近、今までにないくらい加速度的にいろんなものが浮かび上がってきている。
ひとつ終わるとすぐに待ったなしの状態で、だけど、面白くて、ワクワクしていて
書き留める時間がないのだけれど、久しぶりに先日ブログを開いたら、
1カ月前に書き途中だった記事を発見。せっかく書いたので、アップします^^
すでに遠い記憶で懐かしく読み返す(笑)
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毎日家事と育児とデッサンしかやってないくらい、
デッサン関連に関する熱量の比率がぐーーーんと上がっています(笑)。
ロックオンされると、自分でもどこにこんなエネルギーがあった?と思うくらい
その世界に没入していく。(これは幼い頃からの特徴、だけど出現率は超低いwww)
最近は石膏デッサンをやっているので、石膏デッサンの歴史や日本の教育における石膏デッサンの位置づけや問題点などの本などを読んだり、それ以外の絵画に関する本、資料集などを読んだり。絵を描くだけではなく、その周辺知識を知りより多角的に観たくなる性質。
教室は週に1回2時間弱しかないので、家でもできるように、数日前から、石膏一台買っちゃう?とまで思っている(笑)
好きなものにはどこまでも熱量を注げるんだけれど、
今週先生の個展が銀座であるので、よかったら遊びに来てくださいと招待を受け、先生がどんな絵を描かれるのか興味があるのでもちろん行くと決めているけれど、身体は「めんどくさい、疲れたくない、先生の絵以外の不必要な情報には微塵も触れたくない」を持っている。
まず確実に、
外に行く=自分が特に欲していない情報に沢山触れる、になっている(笑)
家の中にいても、やりたいことに集中するために、不要な情報は極限まで切り捨てたい。
この数年、ずっとこれを持ってきて、ほぼ外に行かなくなった。
内観の世界に没入する意味では、とても良い制限だったけれど、
この機会に外そうと決めた。(今までは外そうと思いながらも真の意味で覚悟が決まっていなかった)
今まで、設置してきたリミッターを外す調整をすると、
調整が終わりきる前から、
「どうせ行くなら、銀座でギャラリー巡りしよう」とインスピレーションが下りてきて、
さっきまで、出掛けたくない😢だったのに、
限られた時間でよりたくさんのギャラリーをどう回るか、に変わってしまいました(笑)
娘と一緒に早めの昼ご飯を家で済ませ、出発。
先生の展示会のあと、2件(正しくは1件と1棟)ギャラリーを見て、私が本当に行きたかった場所には残念ながら行けずで、次回リベンジしようとなりました。
ギャラリーなるものに行くのは初めてで、ギャラリーというものの立ち位置、お金の巡りなど、気になり調べたりして。(笑)
今回面白かったのは、娘さんがギャラリーを回る間に
ガンガンネガティブなエネルギーが上がってきて、途中から気持ちが悪い、
家に帰りたい、となり、急遽帰ることに。
簡単に表現するならば、
作品=自分自身
作品が否定される=自分自身が否定される
ギャラリーの中には、全く人が入っていないところもあり、将来の自分自身と繋げてしまい、怖くなった
とのこと。
人の絵を見ることですら、自分自身と強くリンクさせていて、しかも他人の絵を人が良い・悪い、買いたい、売れ残る、みたいな感覚で観ると、苦しいものになる。
そもそも、
作品は、その人から生み出されたものではあるけれど、
作品=その人
ではない(笑)
もし、そのように無意識に設定しているならば、生み出したものの評価にビクビクしてなきゃいけない。
ということで、娘からの依頼を受け、調整。
それ以降は、
自分が描いた作品に対する評価に対しても以前ほどびくびくしなくなり
他者のギャラリーや美術館に行って心が苦しくなるということがなくなったらしく、
最近では美術館巡りを一緒に行こうと計画を立てています。
途中から、娘の話になってしまいましたが、
今回私の中にあった、「自分が欲している以外の情報を極端に触れたくない」というエネルギーを強く保持していたことを知りました。
私もこの制限を外してからは、
息子から、「この本を読んでほしい、そしてそのあとに感想をシェアしたい」、という申し出に、今まではめんどくさいから断っていましたが(笑)、最近は一旦読んでみる、をやるようになり、それが実に面白い作品ばかりで、息子の作品選びのセンスに脱帽。
絶対自分ひとりだったら手に取らなかったであろう本たち。
そうした作品を生み出せる作家の感覚を想像したりして、息子と夜は読書感想シェア会を行っております^^
デッサンに関しても、今までだったらデッサンというものに纏わるものに限定されていたものが、リミッターが外れると、西洋絵画だったり、アニメのペン画、ボールペン画などちょっとジャンルが外れたものにも興味が湧き、だけど、それらが実際には素晴らしいヒントとなり、デッサン上達の後ろ盾となったりして、面白い現象が起こっている。多分デッサンだけを追求するよりもずっと加速できると感じている。