2017年の秋、熊本に住む母が突然、
「箱根旅行に行きたい、旅館のお部屋でごはんが食べれるようなところに
泊まりに行きたい」
と言い出し、上京することに。
母がその話をする前から、丁度
「箱根」「箱根神社」「九頭龍神社」とメッセージが来ていたこともあり
母からの申し出を聞き、今行く必要があるのだと思いました。
残念ながら夫は仕事が立て込んでおり行けず、
幼子を連れて、たくさんの荷物を持って
電車で行くことに不安がありましたが、
母と子どもたちと箱根に向かうことに。
着いたのは夕方でしたが、箱根までの道のりはとてもスムーズで
電車の中で駅弁を食べたり、現地についてからはゆっくりおいしい珈琲屋さんで
まったりくつろぐなど、昔から母と一度はやってみたいねと
話していたことがたくさん経験できました。
実は初めての親子旅。
実家は農家で、父が生きていたころは
家族で泊りで遊びに行くという経験も、
旅館に泊まるという、そんな贅沢なと気が引けていけなかった母。
そんな過去だったので
母とのせっかくの箱根旅行、楽しい思い出はPriceless♬と
お部屋で食事、部屋に露天風呂・・・と探したお宿(お部屋は)は
通されて知ったのですが、その旅館で一番高いお部屋でした。
部屋に通されると、何部屋もあり、しかも一つ一つが広い(汗)。
部屋を仕切るかのように、部屋と部屋の間に川が流れて、小さな橋が架かっている(笑)
廊下は白い小石が敷いてあるエリアがあったり、
外の露天風呂は温泉かけ流しでそこからの景色も格別。
5人にはもったいないくらい広く贅沢な空間。
一気に「お金に対する罪悪感」「豊かさへの拒絶感」などが自分の中から出てきて(笑)
仲居さんが親切にしてくださったり、豪華なお料理が次から次へと運ばれてくる度に
その部屋にいる間中、統合し続けるという、
旅行の中にはいろんなエッセンスが詰め込まれておりました(笑)
ただ、子どもがどんなに騒いでも走っても、離れのため安心。
母とお部屋食を食べながらゆっくり話をし、幸せな時間を過ごすことができました。
旅館に到着した辺りから、天気は下り坂。
夕食が終わると、土砂降りで、明日もその予想。
旅館からは公共のバスでしか行けない、しかも本数が少なく、週末のため
混むので待っても乗れない可能性もあると先に旅館のスタッフの方に言われ、
夕食後、ロビーからもらった箱根の地図やバスの時刻表などを見ながら
大雨の中、どうやって子どもと荷物を持って移動するのか
ひとり頭を抱えていたら、
大天使ミカエルが
「大丈夫、不安を手放し、何も調べなくても大丈夫。
今の時間を楽しむこと。明日になれば大丈夫」
とのメッセージが。
雨が止むのか?など聞いても
「大丈夫」
と言われるだけ。
半分、「何なんだ」と腹が立ちながら、もういいやと投げて
母や子どもたちと楽しい時間を過ごしました。
そして、朝、起きてみると、
昨日にも増しての土砂降り。
「(# ゚Д゚) ・・・」
腹を立てながら、朝露天風呂に入っていると
「一日貸し切りタクシー」
とメッセージが来ました。
「はっ!」と思って、すぐにネットで調べると
思っていたよりずっと格安で、タクシー会社が見つかりました。
すぐに電話をすると、一台すぐに手配できると。
これで、荷物の心配や雨の中での子連れでの移動の心配が去りました。
そして、時間を気にせず、行きたいところに行けることになりました✨
昨日あんなに悩んで、バスの停留所・時刻表、遊覧船の場所・時刻表など
1時間近くにらめっこしていたのに、すべて不要になり、この事だったのか、と。
一方で、昨日これを教えてくれたらよかったのに・・・とも(笑)
いまではいろんな調整が行われていたんだなと分かりますが
当時は、何なんだよとプンプンしていました。
つづく
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